香港島と九龍間の海越え香港タクシーの秘密

日誌

香港は中国大陸と繋がっている半島と、海を挟んである香港島があります。

そこに海を潜るトンネルがいくつかあるのですが、タクシーの運転手さんによっては海越えを拒否する方がたくさんいます。特に夜なんか、タクシーの勤務を終え家に戻りたいドライバー達はそれぞれの地域に近いお客さんをピックアップして仕事を終えたいと思っています。香港島側に家のあるドライバー達は香港島に留まりたいので、海越えして半島に渡るお客さんは拒否したい。送っても帰りにトンネル代を払わなければなりませんからね。

まぁ、当然タクシーに乗りたければ一般的に手を上げてタクシーを止めるのが普通ですよね。これ、真夜中の香港でやると結構ガン無視されることがあるんです。

香港海越えのタクシーの見分け方

まず、これはよく知られてますが。

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普通「For Hire」と点灯しているサインに「Out of Service」と書かれたプラカードを掲げています。

九龍から香港島に行くにしろ、その逆にしろこのサインをつけているタクシーが海越えタクシーです。

普通は海越え専用のタクシースタンドに行かなければならないのですが、そんなタクシースタンドどこにあるかわからないよ!というのが現状。

このカードを付けて走っているタクシーは至難の技

では、このプラカードをつけて道を走っている「海越えをしたい」タクシーを止めるにはどうするのか。教えて進ぜあげましょう。

海越えするタクシーの止め方

観光客でもローカルでもあまり知らない人が多いんじゃないでしょうか。

Lan Kwai Fong蘭桂坊でベロンベロンに酔った後にどうしても九龍に戻るタクシーを止めたい!

わかります。

やり方は簡単で、一般的に片手を上げてタクシーを止める方法と同じ動作をするんですが、その酔った勢いを利用しましょう。ブレイクダンサーになった気分で、

手でウェーブを描いてください

手の平を下にして、手から肘あたりまでをうねうねするんです。

「Out of Service」のカードを付けていてもこの動作をすることで海を越えたい意思が伝わります。タクシー界のスタンダードなので、運転手さんも気前よく止まってくれるでしょう。

波を思い描きながらやると気分も最高ですよ。それでは。

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