香港の気象情報のシグナルの見方

日誌

香港は世界の大都市の中でも安全な場所として有名ですが、夏休みの観光は台風にお気をつけください(5月〜10月あたり)。

今回は台風や大雨の時に表示される香港の警報シリーズを紹介します。

台風の標識

警告名標識呼び名標識
スタンバイ T1台風 シグナル1警戒準備:800km圏内に台風が接近中。香港に影響を及ぼす可能性あり。
強風 T3台風 シグナル3 強風警告:台風がさらに接近。(幼稚園は休園、フェリーなども欠航する)
暴風T8 台風
T8 台風
シグナル8暴風警告:台風の暴風域が接近。シンボルと共に風の方角も記されている。(学校、商店、オフィス、公共交通機関が全面的に止まります)
豪雨 T9シグナル9暴風警告::台風が香港直撃。風雨が続き、強さもます。窓やドア付近から離れましょう。
ハリケーン T10シグナル10 暴風警告::台風が香港直撃。風雨が続き、強さもます。

そのほかの気象標識

警告名 標識 
 黄雲警報 黄色警告 30mm/hの強い雨が続く模様
赤雲警報 赤警告 50mm/hの強い雨が続く模様(シグナル3)
 黒雲警報 黒 警告 70mm/hの強い雨が続く模様(シグナル8以上)
 雷警報Thunderstorm Warning Logo  香港区域に雷が続く模様。水場から離れ、プールなどの使用は控えましょう。

シグナル発令に対する政府のガイドライン

シグナル1、又はその他黄雲警報の場合

赤や黒色の警報のように通勤や通学に対するアクションはありません。

シグナル3、又は赤雲警報の場合

  • 始業時刻前の発令:通常に出社して下さい。ただし交通機関に影響が出る可能性があります
  • 就業時間中の発令:室内で待機、又は場合により社員の早めの帰宅を用いて下さい

シグナル8以上、又は黒雲警報の場合

  • 始業時刻前の発令:出社義務はありません
  • 終業時刻3時間前に解除された場合:2時間以内に出社
  • 就業時間中の発令:シグナル8以上の場合は帰宅。又は就業場所の安全な場所で待機。

通学に対する赤雲と黒雲警報発令の意味

赤雲黒雲の発令、豪雨が予想される場合、通勤や通学の時間前に発令される場合が多いです。ただし、状況によっていつ何時でも発令されます。

発令時に家にいる場合は家で待機。発令時に学校にいる場合は状況が安全と確認されるまで学校待機です。状況により早退になる場合があります。

通学の途中に発令された場合は独自の判断で通学するか帰宅するかを選びましょう。

通学バスを利用している方は、学校と連絡を取ることをお勧めします。

追伸:香港教育局からの休校などの連絡

香港教育局という政府機関から、休校についての連絡が記載されます。

» Hong Kong Education Bureau (香港教育局)

サイトにアクセスすると、このような画面が出ます。

ページ内でもここに連絡が表示されます。

ブックマークはお忘れなく。

公式香港天文台からの気象情報通知

この香港天文台アプリを入れておくと便利。

MyObservatory

MyObservatory

Hong Kong Observatory無料

まとめ

あくまでガイドラインなので法的強制力はないそうですが、安全第一を考えて行動して下さいね。

香港の気象情報は天文台の公式ホームページから

香港気象情報などはアプリをダウンロードしておくと便利ですよ。
» 香港生活に欠かせない便利な無料アプリの紹介

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